ドア解放による物損事故において、アジャスターに対する尋問を経て、ドア交換の修理費、レクサス中位モデルの代車料が認められ、相手方提示額の5倍以上の賠償を実現した事例 

被害者属性

性別 男
年代  40代
職業 自営業
住まい/事故現場 北九州市

保険会社提示額

修理費 10万円
代車料 15万円
合計  25万円

獲得賠償金額

修理費 70万円
代車料 55万円
弁護士費用 15万円
合計  140万円

 

事件概要

駐車場において、相手方が車両の右フロントドアを開放したところ、隣に駐車していた依頼者車両の左フロントドアに接触。
争点は、①修理費(ドアの交換修理を要するか、鈑金修理で足りるか)、②代車料(代車のグレード、使用期間)であった。

担当弁護士のポイント

①修理費について、相手方任意保険会社のアジャスターは、鈑金修理でもプレスラインの復元は可能であり、補修痕や色の違いが表れる可能性はない旨証言しましたが、反対尋問によりこの証言に具体的根拠がないことが明らかとなり、請求額全額が認められました。

②代車料については、依頼者車両の購入価格、時期、グレード等に加え、依頼者の仕事の内容から相応のクラスの代車を使用する必要性があることを丁寧に立証したことが奏功し、3万円以上×18日の代車料金が認められました。

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