上野直生 Ueno Naoki

交通事故事件に対する想い

⑴ バイク事故被害

私はロースクール在学中にバイクで交通事故に遭い,整形外科の手術2回,脳外科の手術2回の計4回もの手術を受け,約2か月間入院しました。その結果,出席日数不足でロースクールを留年し,復学後も長期に及ぶ通院治療とリハビリが続きました。その後の相手側保険会社との交渉においても,担当者の誠意のない対応と,自分の希望とはあまりにもかけ離れた示談金額提示のために,時間とエネルギーを浪費するだけの不毛な交渉が続きました。さらに,症状固定後の後遺障害等級認定においても,担当医が後遺障害診断書の作成に非協力的で,私が訴える症状を十分に記載してもらえないという苦労も経験しました。

⑵ 弁護士との出会い

そのような苦しい日々を送る中で,ふと自身が加入する任意保険の契約内容を調べてみると,弁護士費用特約がオプションとして付けられていることに気づきました。そこで,弁護士会主催の相談会を通じてある弁護士に出会い,交通事故に関する全ての手続を委任することにしました。依頼した弁護士は,まず後遺障害等級認定に関する異議申立てを行いました。その結果,後遺障害等級が14級から12級へと変更になりました。その後訴訟を提起し,最終的には,弁護士への依頼前に保険会社から提示を受けていた示談金額の約10倍もの賠償金を勝ち取ることができました。

⑶ 交通事故事件への取り組み

弁護士の中でも,後遺障害等級が認定される程の交通事故に遭遇した経験のある人は少ないと思います。私は思いもかけず交通事故に遭遇し,4回の手術や留年により辛い思いをたくさん経験しました。ただ,そのような辛さを経験した交通事故被害者でなければ分からないことがたくさんあると思います。そのような経験を活かし,交通事故被害に遭われた依頼者の思いを理解し,依頼者に寄り添った弁護活動に努めたいと考えています。

私の事件を依頼した弁護士は,弁護士会の交通事故委員会委員長を務めた経験もある,交通事故事件に極めて造詣の深い弁護士でした。交通事故事件はどの弁護士に依頼しても結果は同じ,というような簡単なものではありません。私の交通事故事件も,その弁護士に出会うことができなければ,これほど満足のいく結果は得られなかったと思います。依頼者の正当な権利実現のためには,交通事故事件に関する最新の文献や裁判例にあたり,日々,研鑽を積み続ける姿勢が不可欠です。

依頼者の正当な権利実現のために,日々研鑽を積み続け,依頼者の気持ちに寄り添っていきます。

略歴

鹿児島県立鶴丸高等学校
九州大学法学部
九州大学法科大学院

出身地

鹿児島市

関連記事はこちら