自賠責非該当の手関節捻挫の40代男性について,異議申立手続により14級9号が認定された事例 

被害者属性

性別 男
年代  40代
職業 会社員
住まい/事故現場 豊前市

受傷から初回面談までの期間 約2ヶ月

事故態様

自分 自転車
相手 四輪車

事故時の状況概要 交差点での衝突

傷病・症状

部位・症病名 手首(TFCC損傷)

自覚症状 手首の痛み

後遺障害等級 非該当→14級9号

保険会社提示額

提示無し

獲得賠償金額

自賠責のみ

事件概要

自転車乗車中の依頼者が,交差点で四輪車で衝突され転倒したため,治療を継続していましたが,右手の痛みが改善されないため手首の専門整形外科医を受診したところ,TFCC損傷との診断を受けました。被害者請求したものの非該当認定であったため異議申立を行っいました。その結果14級9号該当の認定を受けました。

相談のきっかけ

相手方任意社が一括対応を拒否していたため弁護士に相談(依頼者の過失が大きかったため)。

担当弁護士のポイント

非該当の認定後,TFCC損傷の診断を行った医師と面談し,医師の見解を聴取しました。その後,同医師に対する意見書作成を依頼し,意見書を添えた異議申立を行いました。自由記載方式での意見書ではなく,医師の見解を踏まえた内容の質問に対する回答というスタイルでの意見書を作成してもらったのが奏効したものと思われます。

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