保険会社の提案する慰謝料額の約2.5倍の慰謝料が認められた事例 

被害者属性

【性別】男性

【年代】40代

【職業】会社員

【住まい】北九州市

【事故現場】北九州市

【受傷から初回面談までの期間】約1年間

 

事故態様

【自分】原付

【相手】自動車

【事故時の状況概要】交差点で直進バイクに右折自動車が衝突

 

傷病・症状

【部位・症病名】外傷性頚部症候群

【自覚症状】首の痛み

【後遺障害等級】なし

 

保険会社提示額

 

獲得賠償金額

休業損害 500,000円

傷害慰謝料 1,000,000円

 

相談のきっかけ

保険会社の対応に納得できなかったため

 

事件の概要

相手方保険会社は、先に原付の所有者との間で、物損の過失相殺率を15%とする合意をしていました。その上で、人損について、慰謝料40万円、過失相殺率15%を提示していましたが、依頼者は、いずれも納得しておられませんでした。そこで、物損の過失相殺率が人損のそれを拘束するものではないことを主張し、過失相殺率を10%とすることで解決しました。慰謝料額も、100万円に増額することができました。

 

担当弁護士の事件処理ポイント

実況見分調書を取り寄せ、事故態様を検討するとともに、裁判例を示して、先に解決した物損の過失相殺率が人損の過失相殺率を拘束するものではないことを認めさせました。慰謝料額も約2.5倍に増額できました。

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