20代男性が事故後に線維筋痛症を発症し,後遺障害等級14級であることを前提に,労働能力喪失期間を67才までとする逸失利益を獲得した事案(和解)   

被害者属性

【性別】男

【年代】20代

【職業】給与所得者

【住まい】

【事故現場】

【受傷から初回面談までの期間】18ヶ月

 

事故態様

【自分】自動車

【相手】自動車

【事故時の状況概要】追突

 

傷病・症状

【部位・症病名】線維筋痛症

【自覚症状】全身痛,手の震え

【後遺障害等級】14級9号

 

 

保険会社提示額

後遺症逸失利益 50万円

 

獲得賠償金額

後遺症逸失利益 270万円

 

相談のきっかけ

受傷後1年半後,後遺障害14級の認定後に初回相談をされました。線維筋痛症の確定診断までに時間がかかり、症状固定までに1年強が経過していました。

 

事件の概要

衝突事故後,常時全身に疼痛が出現するようになり,後遺障害等級14級認定を受けた後に弁護士に委任し提訴しました。主治医意見書等の資料を作成し,証拠を提出しました。線維筋痛症が長期にわたり持続する疾患であることを前提に,労働能力喪失期間を67才までとする内容の後遺症逸失利益の裁判所和解案を受諾しました。

 

担当弁護士の事件処理ポイント

主治医に複数回面談し,意見書を作成,線維筋痛症に関する専門文献とともに証拠として提出ましました。

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