過失割合について対立が激しい中、自損自賠で解決した事例 

被害者属性

【性別】男性

【年代】20代

【職業】会社員

【住まい】

【事故現場】スーパー駐車場

【受傷から初回面談までの期間】2か月弱

 

事故態様

【自分】車

【相手】車

【事故時の状況概要】駐車場の車道を進行中、左から進入してきた相手方車両と接触。

 

傷病・症状

【部位・症病名】なし

【自覚症状】なし

【後遺障害等級】なし

 

保険会社提示額

なし(過失割合6:4提示)

 

獲得賠償金額

自損自賠

 

相談のきっかけ

過失割合の交渉が進まず、相手方主張の中身も不詳だったことから、保険会社のLAC制度を利用して相談。

 

事件の概要

当方依頼者は過失0主張、相手方は過失割合6:4主張から交渉開始。

ドライブレコーダーが残っていたところ、相手方が接触前に減速していないことがうかがわれ、弁護士にて物件事故報告書を入手し、相手方の安全確認が不足していた根拠とした。

最終的に過失割合の交渉が決裂したところ、当方依頼者が新しい車両への買い替えを検討していたことから、賠償による解決ではなく、自損自賠での解決とした。 

 

担当弁護士の事件処理ポイント

双方ともに譲歩が難しい中、物件事故報告書の記載によって、交渉を有利に進めました。

また、当方依頼者の事情を加味し、紛争を長期化させず、手出しがない形で解決できた点がポイントだったと考えます。

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